現在、エアコンのいらない家として新築している「沼田T邸」をご紹介いたします。
沼田というのは群馬県沼田市のこと。
上越線の線路脇の広い敷地に約200年前の古民家が残されていました。
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江戸時代後期の古民家です
詳しいことは分かりませんが、この地域の有力な農家のお宅ではなかったかと
思われます。
お施主さんはこの家の当主・・・ではなく、この土地を古民家ごと買われた方です。
建物の概要はこんな感じ ↓
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土壁が見えたりアルミサッシが見えたり、少しずつ手を入れながら住まわれてきたのが分かります
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元の持ち主は家の中のものを相当部分残して売りに出されました。江戸時代からのものがかなり残されています
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囲炉裏の上にシーリングライト
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なかなか手の込んだ建具と欄間です
計画当初はこの古民家をリノベーションしてはどうかという案もありました。
しかし、お施主さんの意向で建物はすべて解体し、イチから「エアコンのいらない家」に
建て替えることに決まりました。
ただし、
敷地内にある蔵はそのまま残します。
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敷地内にある蔵。下屋付きの蔵という面白いかたちです
この蔵はお施主さんがセルフビルドで「お店」に改装することに。
お店というかプライベートな呑み屋さんといったイメージです。
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敷地内にある井戸。これも活用します
現在は建物の解体も終わり、すでに新しい家の建設に入っています。
ここにどのような「エアコンのいらない家」が建ち上がるか、
今後、現場の様子を断続的にご紹介していく予定です。
お楽しみに。