滑川H邸徹底解剖 ⑫後付けのベニヤ天井 New
味のある階段を上って2階を覗いてみましょう。 2階は2部屋あります。 西側に8畳、東側に6畳。 1階の座敷と前ノ間の直上に位置します。 写真は西側の8畳で、2階の廊下から部屋の南側を見たところです。 左側のガ… 続きを読む »
味のある階段を上って2階を覗いてみましょう。 2階は2部屋あります。 西側に8畳、東側に6畳。 1階の座敷と前ノ間の直上に位置します。 写真は西側の8畳で、2階の廊下から部屋の南側を見たところです。 左側のガ… 続きを読む »
1階西側の妻壁を見てみましょう。 この壁も、全面に押縁下見板を張っています。 2階は内部の梁が少し外に出ていましたが、こちらはすべてフラットです。 この押縁下見板は、厚さ2分(6㎜)程度の下見板を下から少しずつ重ねて張り、… 続きを読む »
西側の妻面を見てみます。 妻面とは、屋根の棟と直交している面のことです。 滑川H邸の場合は、建物の側面になります。 ここは通常、真壁として小屋梁と化粧貫を見せるやり方が定番です。 しかし滑川H邸では、押縁下見板を張って梁組… 続きを読む »
現在、「古民家〈断熱〉リノベーション」が改修している古民家「滑川H邸」(埼玉県)。 よく晴れた暖かい日に、改修前の写真を撮影してきました。 撮影した写真を見ながら、この建物ならではの特徴を解説してみたいと思います。 この古… 続きを読む »
古民家の瓦屋根をどうすべきか? 改修の際、非常に頭を悩ませる問題です。 古民家らしい外観をキープするなら、むろん瓦のままがよいでしょう。 ただ、前回までにお話ししたとおり、古い瓦がそのまま使える… 続きを読む »
危ない瓦の見分け方、最終回です。 昔の瓦葺きのなかには、棟の部分を針金でしばっているものがありました。 写真は「千鳥しばり」と呼ばれるしばり方です。 よく見ると、いちばん上の「棟瓦」とその下の4枚の「熨斗瓦」… 続きを読む »
危ない瓦の見分け方、その3です。 いきなり写真を出しますが、少し田舎のほうに行くとこういう光景を わりとよく目にします。 雨樋の中に土がたまって苔が生えています。 庭木も伸び放題で屋根にまで侵食しています。 … 続きを読む »
危ない瓦の見分け方、その2です。 平瓦と棟の取り合い部分を「面戸」〈めんど〉といいますが、 ここは通常、葺き土を詰めて表面に漆喰を塗るか、葺き土の代わりに南蛮漆喰などを 塗り込んで仕上げます。 … 続きを読む »
きょうから何回かに分けて、古い瓦の「鑑定法」について解説してみようと思います。 ダメなポイントにひっかかるところがあれば、葺き替えたほうがいいという判断になります。 まずは、この写真をごらんください。 どこがダメでしょうか… 続きを読む »
古民家と聞くと、誰しもぱっとイメージする外観があるかと思いますが、 屋根についていえば、「瓦葺き」か「茅葺き」が大方のイメージではないでしょうか。 現代の建物と古民家は、使用される建築材料がある時期を境にがらっと変わりますが、 瓦は現代… 続きを読む »
瓦屋根の補修をしている土蔵を見かけたので、ちょっと見学させていただきました。 瓦屋根の一番上の部分を「棟」あるいは「大棟」といいます。 棟を高く積んで立派に見せるのが昔からのやり方で、 瓦職人はそこで大いに腕… 続きを読む »