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温熱環境の専門家がサポートする

1960年代以前の「昭和の古民家」を中心に改修設計をしています。なるべく
空調機器に依存しない自然の力で気持ちよく過ごせるプランを提案しています。

1960年代以前の「昭和の古民家」を中心に
改修設計をしています。
なるべく空調機器に依存しない自然の力で
気持ちよく過ごせるプランを提案しています。

ごあいさつ

「古民家〈断熱〉リノベーション」をごらんいただきありがとうございます。
私たちは「エアコンのいらない家」というコンセプトのもと、戸建住宅、集合住宅、店舗などの設計・施工を行なっている建築の専門家チームです。ここ数年、「古民家をなるべくエアコンを使わずに過ごせるように改修してほしい」という依頼が増えています。当サイトはそのような改修に必要な情報と私たちの活動の一端をまとめたものです。古い建物の断熱化・気密化、スムーズな風通しを実現する設計手法など、関心がおありの方はお気軽にお問い合わせください。ご相談だけでも大歓迎です。

▶CONCEPT

まずは「暑い寒い問題」の解決から。
改修計画は〈室内の心地良さ〉を第一にスタートさせます。

「古民家で暮らしたい」「古民家を活用してお店を始めたい」。そう思い立った方が真っ先に不安になるのが古い建物特有の「暑い寒い問題」です。まだ断熱・気密の技術が確立されていなかった時代の建物は、夏とても暑く、冬とても寒いのが「標準」です。高性能な建物に慣れ切った現代人にはちょっと酷な環境といえるかもしれません。

古民家〈断熱〉リノベーションはこの問題の解決を第一に考えます。相手は隙間だらけの古い建物ですからやみくもに断熱材を詰め込むのではなく、建物ごとのクセや弱点を見きわめながら要所要所で最適な断熱気密改修を計画していきます。それが心地良い室内環境を構築する第一歩となるのです。

耐震性能の向上、水廻りの刷新、仕上げ材のやりかえなど、古民家の改修には手を付けたいところが山ほど出てきます。でもその前に、「すべての計画は断熱から、それ以外は改修の目的や予算に応じて」。このスタンスが古民家の改修を成功に導く近道だと私たちは考えています。

▶PLANNING

意外⁉ 古民家の弱点は風通しにあり
〈風が抜ける〉気持ちの良い居心地を実現します。

古民家といえば、「縁側に座っているとどこからともなく涼しい風が吹いてくる」。そんなイメージがあります。ところが建物内部を詳しく見ていくと、部分的に風通しが悪い場所、日中でも光が届かない場所など悪いところもたくさん見つかります。建築の材料が木と土と紙だった時代は雨や風から身を守ることが第一で、光や風が通る開放的な間取りは実現困難な部分もあったのです。

そんな弱点をひとつずつ克服していくと、古民家はどこにいても気持ちの良い場所に生まれ変わります。窓を新設したり、間仕切りの位置を調整したり、少し手を加えてやるだけで明るく風通しの良い環境になるのです。

最近は夏の暑さが尋常ではありません。冷房機器なしでは過ごせない日々がつづきます。それでも風通しの良い家とそうでない家では、冷房機器への依存度にあきらかな違いが出ます。建物全体を風通しの良い家に刷新することは、「エアコンのいらない家」に近づくきっかけにもなるのです。

3つのお約束

◎夏も冬も室内空間の心地良さを第一に計画していきます。

◎明るく風通しの良い、空調機器に依存しない環境を目指します。

◎できるだけ改修コストを抑える工夫に取り組みます。

▶RENOVATION COST

改修費用はできるだけ抑えたい!
設計、施工の工夫で〈ローコスト改修〉を実現します。

リノベーションは新築よりもコストが掛からない。そう思われている方がいらっしゃいます。しかし改修内容によっては、新築よりもコストが掛かることが珍しくありません。費用対効果を考えれば、古民家のリノベーションは決してコスパの良い話ではないのです。

それでも、「古民家で暮らしたい」「古民家を活用して新しいことにチャレンジしたい」。そういう方々の心意気にお応えすべく、私たちはなるべく費用を掛けずできるだけ満足度の上がる改修案を提案できるよう努めています。

古い日本家屋が世代を超えて受け継がれることは、街の記憶を引き継ぐことでもあります。そのような意義ある取り組みが、コストや融資の有無を理由に断念されることのないよう、実現可能な計画をさまざまな角度から検討していきます。

▶CASE STUDY

改修プランの一例です。
昔の間取りを活かしながら使い勝手を上げていきます。

「残せるところはなるべく残す」。 これは古民家改修にたずさわるすべての人の思いではないでしょうか。 現代の建物に比べれば多少不便なところが残るかもしれませんが、それが「味」として受け入れられるようなプランを練ってご提案していきます。

▶Please contact me anytime

ご相談は無料です。
住宅、店舗、宿泊施設など、古民家の活用をお考えの方はぜひ。

「実家に残っている築60~70年くらいの古家を直して孫が住みたいと申しております」 「せっかくなのでエアコンをつけずに暮らせるような改修ができないでしょうか」 「蔵付きの古民家が残る土地を購入しました。カフェとして使えるように改修できないでしょうか」。 これまでさまざまなお問い合わせをいただきました。 初回のご相談は無料です。 古民家での暮らし、古民家を活用した商業施設など、関心はあるけれど実際どのようなものか気になるという方、お気軽にお声がけください。

▶STAFF

スタッフをご紹介いたします

山田 浩幸 Yamada Hiroyuki

ヤマダマシナリーオフィス代表。 「古民家〈断熱〉リノベーション」チームリーダー/ 1963年新潟県生まれ。 日本設備計画、郷設計研究所を経て2002年に独立。 以来、戸建住宅、集合住宅、大型公共施設などで数々の設備設計を手がける。 なるべく空調設備機器に依存しない設備計画、家づくりの手法は書籍「エアコンのいらない家」(2011・エクスナレッジ刊)としてまとめられ大きな反響を呼ぶ。

中西 ヒロツグ Nakanishi Hirotsugu

イン・ハウス建築計画代表/ 1964年大阪府生まれ。 大学卒業後、「スカイハウス」などで知られる名建築家・菊竹清訓氏に師事。 1999年に独立しイン・ハウス建築計画一級建築士事務所を設立。 新築のみならずリフォームの分野でも早くからその才能が注目を集める。 「大改造!劇的ビフォーアフター」に番組開始当初から複数回出演。 近年は、大手ハウスメーカーの設計顧問、建築メーカーの技術指導を務めるなど多方面で活躍中。

名取 政明 Natori Masaaki

N設計アトリエ代表/ 1970年山梨県生まれ。古民家改修歴30年。 江戸時代の社寺仏閣から新耐震以前の戸建住宅までさまざまなタイプの改修設計を経験。 蔵の再生、文化財の修復などこれまで手がけた建物は約150件以上。ローコストで実現する断熱改修、耐震改修などコストコントロールの巧さにも定評がある。 近年は古民家改修に地域材を活用する「地産地建」の設計に取り組み、地域材の普及・啓蒙活動にも力を入れている。

山田 浩幸 Yamada Hiroyuki

ヤマダマシナリーオフィス代表。 「古民家〈断熱〉リノベーション」チームリーダー/ 1963年新潟県生まれ。 日本設備計画、郷設計研究所を経て2002年に独立。 以来、戸建住宅、集合住宅、大型公共施設などで数々の設備設計を手がける。 なるべく空調設備機器に依存しない設備計画、家づくりの手法は書籍「エアコンのいらない家」(2011・エクスナレッジ刊)としてまとめられ大きな反響を呼ぶ。

中西 ヒロツグ Nakanishi Hirotsugu

イン・ハウス建築計画代表/ 1964年大阪府生まれ。 大学卒業後、「スカイハウス」などで知られる名建築家・菊竹清訓氏に師事。 1999年に独立しイン・ハウス建築計画一級建築士事務所を設立。 新築のみならずリフォームの分野でも早くからその才能が注目を集める。 「大改造!劇的ビフォーアフター」に番組開始当初から複数回出演。 近年は、大手ハウスメーカーの設計顧問、建築メーカーの技術指導を務めるなど多方面で活躍中。

名取 政明 Natori Masaaki

N設計アトリエ代表/ 1970年山梨県生まれ。古民家改修歴30年。 江戸時代の社寺仏閣から新耐震以前の戸建住宅までさまざまなタイプの改修設計を経験。 蔵の再生、文化財の修復などこれまで手がけた建物は約150件以上。ローコストで実現する断熱改修、耐震改修などコストコントロールの巧さにも定評がある。 近年は古民家改修に地域材を活用する「地産地建」の設計に取り組み、地域材の普及・啓蒙活動にも力を入れている。

WORKS 設計事例写真集

「エアコンのいらない家」というコンセプトで設計された戸建住宅、集合住宅の事例集です。 新築、改修さまざまな事例をご紹介しています。

山田屋商店[古民家改修]

築160年の古民家店舗です。夏は店舗入口から吹き込む風が店舗奥の中庭へと抜けていきます。今夏はエアコンの冷房なしで過ごせました。

滑川H邸[古民家改修]

築60年超の古民家です。残せる部分はできるだけ残しながら断熱性能を高めていきました。水廻りと吹抜けを新設して快適性を高めています。

沼田T邸[新築・戸建て住宅]

エアコンのいらない平屋です。屋根形状と窓の配置を工夫して風の流れを最適化しています。自然エネルギーの最大化にこだわりました。

川越の古民家[古民家改修]

クリニックを併設した古民家です。風の抜けをよくするため、北側にトップライトを2カ所新設しました。そこから明るい光も入ってきます。

納屋森[新築・集合住宅]

広い畑のあるメゾネット形式の集合住宅です。ダイニングから1段下がった「土間キッチン」が昔の家のかまどを思わせて良い雰囲気です。

千葉N邸[新築・戸建住宅]

南側の玄関一帯を「半屋外」の多目的スペースとしています。玄関上の2階すのこ床は風通し抜群の室内物干し場になります。

甲斐Y邸[新築・戸建住宅]

敷地中央に広いウッドデッキを配置した離れのある住まいです。南から入った風が北側のトップライトを通って抜けていきます。

練馬Y邸[新築・戸建住宅]

夏の遮熱対策として外付けブラインドを設置しています。室内のハニカムブラインドは冬季に熱の逃避を防ぐアイテムとして大活躍します。

浦和M邸[新築・戸建住宅]

南北の高低差が印象的な、比較的大きな戸建住宅です。軒や庇をしっかり深めに出すことで夏の日射を確実にカットします。