屋根瓦のここを見よ ③面戸の崩壊、瓦の欠落 New
危ない瓦の見分け方、その2です。 平瓦と棟の取り合い部分を「面戸」〈めんど〉といいますが、 ここは通常、葺き土を詰めて表面に漆喰を塗るか、葺き土の代わりに南蛮漆喰などを 塗り込んで仕上げます。 … 続きを読む »
危ない瓦の見分け方、その2です。 平瓦と棟の取り合い部分を「面戸」〈めんど〉といいますが、 ここは通常、葺き土を詰めて表面に漆喰を塗るか、葺き土の代わりに南蛮漆喰などを 塗り込んで仕上げます。 … 続きを読む »
きょうから何回かに分けて、古い瓦の「鑑定法」について解説してみようと思います。 ダメなポイントにひっかかるところがあれば、葺き替えたほうがいいという判断になります。 まずは、この写真をごらんください。 どこがダメでしょうか… 続きを読む »
古民家と聞くと、誰しもぱっとイメージする外観があるかと思いますが、 屋根についていえば、「瓦葺き」か「茅葺き」が大方のイメージではないでしょうか。 現代の建物と古民家は、使用される建築材料がある時期を境にがらっと変わりますが、 瓦は現代… 続きを読む »
瓦屋根の補修をしている土蔵を見かけたので、ちょっと見学させていただきました。 瓦屋根の一番上の部分を「棟」あるいは「大棟」といいます。 棟を高く積んで立派に見せるのが昔からのやり方で、 瓦職人はそこで大いに腕… 続きを読む »
碍子引きというのは、知っている人は知っているが知らない人はまったく知らない という非常にニッチな世界です。 興味がある人はめちゃめちゃあるが、ない人はまったくないという 世界に分断をもたらす存在でもあります。 … 続きを読む »
現代の建物で、「碍子引き配線」が採用されることはまずありません。 法律で禁止されているから? いえいえ、碍子引きは意外にも法律で禁止されているわけではないのです。 現代のビニルケーブルによる配線に比べると、施… 続きを読む »
屋内配線用の碍子(がいし)にはいくつか種類があります。 というわけで、 突然ですが私が古民家でよく見かける碍子トップ4を発表してみましょう。 いきなり第1位。 最もよく見るのは、お猪口のようなかたちをしたこの碍子。 こいつ… 続きを読む »
今回はとてもマニアックな話です。 知り合いの工務店の社長さんが古民家の雨漏り補修に行くというので、 ついでに同行させていただきました。 そこで発見したのが写真の「逆曲がり梁」です(屋根裏の2層目)。 現在の建… 続きを読む »
古民家の天井を見上げると、梁にポツポツと白いお猪口みたいなものが 付いていることがあります。 古い世代の方はご存じでしょうが、それは「がいし」です。 漢字で書くと「碍子」。 昔の屋内配線の方式で、碍子を利用した配線を「碍子… 続きを読む »
以前、分電盤の話をしたときに「アンペアブレーカー」について少し取り上げました。 その家の契約アンペア数は、たいていアンペアブレーカーに書いてあるという話でした。 しかし、「アンペアブレーカーがない分電盤もあるよ」というご指… 続きを読む »
これから古民家の物件を見に行く予定がある方に、 単相2線式と単相3線式の見分け方をお教えしておきましょう。 とても簡単です。 1)分電盤を見ます どこかに「単2」とか「単相3線式」と書いてあります。 見分け方… 続きを読む »
前回、1980年代頃までに設置された分電盤は 契約アンペア数のほとんどが20Aか30Aという話をしました。 なぜ、40Aや50Aは存在しないのか? それは、家の中に電気を引き込む方式が「旧式」だからです。 現… 続きを読む »