古民家の「断熱」の話をしよう ④熱の移動は3種類
古民家の「断熱」の話をするといいながら、なかなか本題に入りません(笑)。 今回は断熱のおおもとになる「熱の移動」の話です。 断熱という言葉は、いまではあたり前のように使われていますが、 そもそも… 続きを読む »
古民家の「断熱」の話をするといいながら、なかなか本題に入りません(笑)。 今回は断熱のおおもとになる「熱の移動」の話です。 断熱という言葉は、いまではあたり前のように使われていますが、 そもそも… 続きを読む »
前回、断熱材には目安となる断熱性能の基準があり、 過去に何度も基準が強化されてきた歴史をお話ししました。 ただ、この基準は、 住宅の場合、基準を満たさないと建てられないといった「義務」ではなく、 基準を満たす… 続きを読む »
「建物を断熱する」という行為はいまやあたり前のように行われていますが、 その歴史はとても浅いものです。 今回は断熱の歴史を、「基準」という物差しを使って振り返ってみたいと思います。 そもそも断熱… 続きを読む »
沼田T邸の現場、順調に進んでおります。 壁の合板を張ったあと、窓のサッシが付き始めました。 エアコンのいらない家は窓の付け方にも特徴があります。 窓は光、熱、風を採り込む入口になります(そのほかにも機能があり… 続きを読む »
「古民家の暮らしっていいかも」と思い、郊外に物件を見つけて 家族4人で引っ越された方がいらっしゃいました。 いちばん困ったことは何だったかとうかがうと「冬、寒すぎること」。 天気の良い日は、もしかすると外に出… 続きを読む »
沼田T邸、上棟後の様子です。 建物のかたちが分かりやすい写真を見てみましょう。 屋根のかたちに特徴があります。 写真の左側が南面になります。 屋根はふつうの切妻屋根ではなく、北側が段違いになっていますね。 反対側(北側)か… 続きを読む »
これまで15回にわたり滑川H邸を解剖してきました。 最後に総括として、小屋裏に見える部材の名称と力の流れを解説して 終わりにしたいと思います。 部材の呼び方は地方や人それぞれで異なりますので、あくまで私流です。 まず、これ… 続きを読む »
小屋裏を深掘りします。 以前も書きましたが、ハツった曲がりのある小屋梁がふんだんに使われているのが 分かります。 梁の側面を見ると、墨で何か書いてあるようです。 これは水墨〈みずずみ、[陸墨:ろくずみ]とも〉… 続きを読む »
ハツリ跡の次は、野地板に着目してみましょう。 1間(1,820㎜)を5等分した垂木の上に野地板が載っています(参照:出桁造り)。 野地板は厚みが3~4分(9~12㎜)程度で、丸太を挽き割ったままの 耳付き板(スギかな?)で… 続きを読む »
2階の廊下から天井裏を覗いてみました。 内部は曲がりくねった小屋梁で組まれていました。 現場で見たときは真っ暗だったので詳細は分かりませんでしたが、 この写真を見ると樹種はヒノキのように思われます。 ちょっと驚いたのは、小… 続きを読む »
味のある階段を上って2階を覗いてみましょう。 2階は2部屋あります。 西側に8畳、東側に6畳。 1階の座敷と前ノ間の直上に位置します。 写真は西側の8畳で、2階の廊下から部屋の南側を見たところです。 左側のガ… 続きを読む »